弔問やお墓参りに欠かせないお線香ですが、宗派でお線香をあげる本数に違いがあり、
お線香をあげる際に決まったマナーがあります。
宗教での違い
自分か所属する宗派では焼香を何回でするか、それと同じ本数か線香の数と覚えておきましょう。
天台宗、真言宗は、仏・法・僧に捧げるという意味で三回です。
したがって線香の数も三本になります。
線香を折らずに手前に1本、仏様側に2本を、上から見て逆三角形に立てます。
浄土喜宗は、三本に折り、寝かせて置くのがしきたりです。
臨済宗は、曹洞宗は一本で、折らずに真ん中に立てます。
日蓮宗は、一本または三本で
あげ方は3本の場合、線香を折らずに手前に1本、仏様側に2本立てます。
葬儀で人が多い場合や菩提寺によっては香炉の真ん中に1本立てることがあります。
また、葬儀時は時間等の都合もありますのでその場の状況に合わせても構いません。
お線香の立て方の注意点
お線香に火をつける時は、直接ライターなどで火をつけません。
ろうそくの火を使い、まとめて手に持ったお線香に火をつけます。
ろうそくに火が灯っていない時は、まずろうそくに火をつけてからお線香に火をつけます。
また、火をつけたお線香に直接息を吹きかけ消すのもマナー違反です。
手であおいで消しましょう。
