葬儀会社で設定されている「セット料金」に含まれるのは、
一般に祭壇とその餉りつけ 一式、棺、納棺不帯品一式、燭台や焼香異一式、線香、ろうそく類、
式場設営のための 用具、受付設備、火葬料、収骨容器、霊柩車、式の進行管理費などです。
料金は主に棺などの材質や祭壇の種類、装節品の内容などによっていくつものランクに 分かれていて、
予算に応じていかようにも利用できるようになっています。
なお、葬儀会社により料金設定方法は異なります。
全ての項目を細分化して価格を つけている場合と、基本的な物をある程度セット化している場合とがあります。
ほとんどの事は葬儀会社が代行してくれます
一般葬の場合、喪服の貸し出し、遺体保存用のドライアイス・生花などの手配、遺影の引き延ばし、 死亡通知状道具の貸し出しなどの他、遺体の搬送や届書類の手続き、新聞の死亡広告の 申し込み、仕出し弁当などの手配といった業務もセット料金内で行ってくれることが大半です。
必要なサービスはこの時点で追加して依頼しますが、本当に必要なものだけを賢く 選択し、いたずらに予算を膨らませないようにしましょう。
信頼できる葬儀会社とは
不要なものははっきりアドパイスしてくれる葬儀会社が信頼できるといえます。
葬儀一式の金額をまず決める人が三割以上ですが、もし個別に頼むのであればついつい 個々の金額が膨らみがちですので気をつけましょう。
特にセット料金のランクを左右する祭壇ですが、それ自体に宗教的な意味はないものですし、
会場になる部屋の広さによっては規模の大きなものを選ぶとかえって不自然なものになります。
「もっと安いものを」とはなかなか言いにくい場合ではありますが、予算や葬儀の規模に応じた適切な選択を行いましょう。
また、最初に予算を提示し、その範囲内での用具をセットしてくれる葬儀会社もあります。
香典の歳入も考慮しましょう
お葬式は支出ばかりではありません。
香典と云う形での歳入もあります。
この事も考慮に入れた予算を組む事が大事です。