お葬式に参列した際に、故人との対面を促された場面での作法とマナーについて説明します。
ご遺体との対面
ご遺体との対面は遺族にすすめられた場合だけです。
ご遺体の顔よりやや下の位置に座り、故人に一礼します。
遺族が白布をあごの方からめくるので畳に手をついたまま対面し、深く一礼静かに手を合わせます。
「おだやかに休んでいらっしゃるようですね」などいたわりの言葉もよいでしょう。
最後に合掌します。
清め塩について
本来は神道の考え方から出たものです。
昔は海水で身のけがれを清めるという風習がありました。
帰宅したら家人に胸、背中、足元の三ヶ所に清めの塩を軽くふりかけてもらいます。
現在では自分で足元へ軽くふりかけるだけの方が多いようです。
(地域・宗派によっては使わないところもあるようです。)