[宗祖] (唐) 玄装・窺基(慈恩大師)道昭
[経 典] 解深密経・瑜伽論・成唯識論
[本 尊] 釈迦加如来、薬師如来
[お唱え] 薬師寺、興福寺
[本山] 薬師寺,興福寺
[寺院数] 約170ヶ寺
[信者数] 約 170ヶ寺
[法相宗の歴史と教え]
三蔵法師の名で知られ「大唐西域記」を著した中国の玄奘を始祖とし、その弟子窺基が師の伝えた唯識教学を法相宗として大成しました。
日本に伝えられたのは留学僧として入唐した道昭によります。
法相宗は南都六宗と呼ばれ奈良時代に栄えた仏教宗派の一つで、「成唯識論」を中心に万物唯識を説く学問仏教です。