ベットが亡くなった場合
- ●犬以外のペットについては市町村役場への届け出の義務はありません。
- ●犬の場合のみ市町村役場への届け出が義務づけられています。
- ●届け出に記入する事項は、飼い主の住所、氏名、犬の死亡年月日、登録番号です。
- ●亡くなられたペットの死骸については、飼い主が責任をもって処理しなければなりません。
- ●自分で処理できない場合は、死骸を焼却処分するか火葬して人間と同じように供養します。
- ●市町村によっては、ペットの火葬施設を持っているところもあります。環境衛生課にお問い合わせください。
- ●ペットの火葬施設がない市町村では、そのほとんどがゴミとして焼却されます。
この場合、引き取りに代金がかかる場合が多いようです。 - ●民間でペットの火葬や葬儀を行う施設が増えています。
我が子同然に育ててきたペットをゴミ同然に処理されることに心が痛む人は、ペット火葬やペット霊園を考え、ペットの供養を試みてはいかがでしょうか。
※当社でもアドバイスさせていただきます。お気軽にこ相談下さい。
ベットの火葬
火葬までの段取り
- [1] ペットの体を整えて、バスタオルなどを敷いた箱に納めます。
- [2] 飼い主が車でペット霊園に直接運ぶ場合と、霊園のスタッフが引き取りに来る場合、
又火葬設備の付いた車両が来てその場で火葬する揚合があります。
専用のペットタクシー業者もありますのでこ確認ください。 - [3] 火葬の際、用いる棺は、原則として霊園が用意したものを使います。
棺の中に入れるものは通常、ペットが生前に愛用していたもの、好きだったもの、食べ物なとを入れ、花を敷き詰めます。
ただし、燃えにくいものは避けなければなりません。
また、霊園のスタッフの指示にしたがい、最低限必要なものだけを入れるよう注意しましょう。 - [4] ペットの火葬には4つの方法があります。
どのケースにおいてもペットの大きさによって値段が違ってきます。
実際の料金、サービスは最寄りのペット葬祭施設・ペッ卜霊園にお問い合わせください。 -
火葬の方法
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合同葬
- 他のペットと一緒に火葬されます。お骨を拾うことや火葬に立ち会うことはできません。
他のペットと一緒に火葬されるので、遺骨を持ち帰ることは不可能です。
火葬料金はペットの大きさ、体重により変わってきます。 -
個別葬
- 火葬揚にペットを持ち込んで個別に火葬してもらいます。
この揚合、お骨は収骨することができます。
また、自宅に持ち帰ることもその場で納骨することもできます。
火葬料金は合同葬と同様にペットの大きさにより変わってきますが合同葬に比べると割高になります。 -
お立ち会い葬
- 人間の火葬と同様に火葬場に行き、火葬したペットのお骨を拾い上げ、骨壺なとに入れて持ち帰ることができます。
個別葬より割高になります。こ確認ください。 -
自宅葬
- ●自宅に火葬車で出張してもらい、火葬そのほか葬儀を行います。
(ペット火葬によっては自宅葬を行っていないところもあります。こ確認ください) - ●火葬の前後に、僧侶がお経を上げて、お焼香をするところもあります。
- ●火葬にかかる時間は、ペットの大きさによって違いますが、たいたい一時間から二時間とされています。
その間、飼い主は控え室に待機しておきます。
スタッフに呼ばれて火葬場に戻り、お骨揚げをし、骨壺に納めます。
犬の揚合は、顎、尻尾、背骨、小さな骨片などを丁寧に壺の中へ納め、最後に頭骨を乗せ、蓋をします。 -
ペット霊園
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- ●ペット霊園は全国各地にあります。電話帳やインターネットで検索することができますし、葬儀会社に相談するのも方法です。
- ●ペット霊園は、一般的に宗派を問わす、だれでも利用することができます。
- ●ペット霊園には、火葬炉、納骨堂、墓地、合同慰霊碑なとの施設がありますが、火葬は他の施設に委託しているところや、火葬・納骨まで扱っているところもあります。
- ●一般にペット霊園は、毎日開放され、自由にお参りすることができます。
- ●ペット霊園には、寺院が運営しているものと、葬儀サービス会社が運営しているもの、独自の事業体が運営するものなどがあります。
ペット霊園の利用については、施設の状況、サービスをあらかじめ知っておく必要があるでしょう。 - ●ペット霊園が行うサービスには、一般的に以下があります。
- ・火葬場を持っていて火葬してくれる。
- ・納骨棚、納骨堂なとの施設があり、遺骨を預かってもらうことができる。
- ・人間と同じように専用の墓地があり、遺骨を預かってもらうことができる。
- ・共同の供養塔なとに遺脅を納骨することができる。
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ベットの葬儀手順
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愛犬が亡くなったら
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自治体に連絡
- ●一般廃棄物として焼却処分にする
- ●自治体運営の動物専用焼却炉ヘ
- ●自治体運営のペット霊園へ
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一般専門業者に連絡(ペット霊園)
- ●合同火葬→共同墓地
- ●個別火葬
- ↓
- ●納骨堂
- ●個別墓地
- ●自宅埋葬・散骨など
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ペット霊園に依頼するとき伝える内容
- ●ペットの種類
- ●葬儀の種類、・料金とんな葬儀を希望するか
- ●料金に付随するサービス内容の確認
- ●受付時間・休日の確認
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ベットの納骨・埋葬
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四十九日を目安に
- 四十九日は、仏教で亡くなった者の運命が定まる日、仏さまになる日だといわれています。
納骨・埋葬の時期は、飼い主の事情にもよるでしょうが、四十九日を目安とすることが多いようです。 -
ペット専用墓地で供養
- ペット専用墓地に納骨し、墓石を建てる人が増えています。
墓石は天然御影石が多いようです。
お墓を建てることについてはさまさまな考え方があるでしょうが、季節ことに家族でお墓参りをし、ペットの思い出を語り合うのも一興でしょう。 -
個別納骨堂の利用
- ●墓地がない場合、ペット霊園の個別納骨堂に納骨する方法があります。
個別の棚には、限られたスペースを最大限に利用して、ペットの骨壺、遺影、献花、おやつなど供える場合が多いようです。 - ●納骨堂には、一般に1~ 2年間管理・供養され、希望に.よって契約を更新することができます。
- ●納骨堂に安置された後、合同の動物慰霊碑に納められ、土に還される場合があります。
- 愛犬などの写真を石材や天然木に組み込んだ「ペット仏具」「モニュメント」が市販されており、庭やベランダ、部屋の中に置いて仏壇のように毎日、掌を合わせている飼い主もいます。