墓地には寺院墓地・民営墓地・公営墓地などがあります。

寺院墓地

●お寺、宗教法人が管理・運営しています。
●寺院墓地のメリットは、通常、お寺がすぐそばにあるために葬儀や法事に便利なことです。
僧侶に頼めばいつでも読経・供養してもらえます。
●お寺から離れた場所にある墓地では、春秋のお彼岸、お
などには合同法要を行うことが多いようです。
●寺院墓地の使用は、原則として橿家に限られます。
新しく墓地を入手した後は檀家になることが求められ、法要などはその宗派のしきたりによって儀式が行われます。

民営墓地

●郊外の丘陵地帯を開発して作る場合が多く、規模の大きいのが特徴です。
●民営墓地のメリットは、 宗教・宗派を問わず、 誰でもが利用できる、遺骨がなくても利用できる、居住地による資格制度がない、区画がいっぱいになるまで受付を行っているがあります。
●公営墓地に比べると使用料は高額の場合が多いようです。
●販売は、申し込み順。区画がいっぱいになるまで申し込みを受け付けています。

公営墓地

●都道府県、市町村などの自治体が管理・運営している墓地です。
●公営墓地の特徴は、宗派 ・ 宗旨を問わず、永代使用料が安く、管理が行き届いているということです。
●公営墓地は、申込者を募集した後、抽選で決まる場合が多いようです。
●原則的に地域住民に限られる場合があります。
●各霊園によって使用制限が異なる場合がありますのでご注意ください。
●詳しくは各都道府県市町村にてお問い合わせください。

立地と環境、管理状況

●お詣りに出かけるのに不便な墓地は望ましくない。
●墓地までの所要時間・交通の便を調べておく。
●急な傾斜地に建てられていないか。
●日当たり、風通しはいいか。
●駐車場から墓地までの距離。
●墓地に適した立地かどうか。
●墓地の移転がないかどうか確認しておく。
●1区画のスペースは十分か。
●墓地の造成工事がしっかりしているか。
●墓地内の道路、水道、トイレなど清潔に保たれているかどうか。
●共有部分の管理がしっかりしているか。
●花や線香が買える売店があるかどうか。
●管理事務所で水おけ、 清掃用具が借りられるか。
●法事の手配ができるか。
●信頼できる事業所が運営しているか。