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葬儀の知識集

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遺品整理について

遺品整理とは

遺品整理とは、親族や身内が亡くなったとき、その人が生前に使っていたものを整理し、部屋を清掃することです。
清掃ですが、ただの掃除ではなく故人の私物を丁寧に仕分け、片付けていくことで、気持ちの整理につながります。
また、故人の持ち物には、遺書や預金通帳、証券類といった貴重品が含まれている可能性があります。
亡くなってからなるべく早く把握しておく必要があります。

遺品の分け方

基本的に「残すもの」と「捨てるもの」に仕分けしますが、それらは
「思い出の品(形見)」「貴重品」「リサイクルするもの」「廃棄するもの」「保留品」の5つに分かれます。

思い出の品(形見)

思い出の品(形見)は
故人が残したものの中でも、特にその人が愛用していたものや、思い出の品のことです。故人を偲ぶ為の大切な品です。
人によって残す物や大切にしたいと思う物は様々です。例えば手紙や写真、旅行先での思い出の品などがあります。
写真や手紙はデジタルのデータとして残しておくことで整理することもできます。
時計やアクセサリー等も含まれますが、資産価値があるものは財産相続に関わりますのでご相談下さい。

思い出の品(形見)の例

・写真
・手紙
・趣味の品やコレクション等

貴重品

金品だけに限らず、故人に関する重要書類や所有していた不動産の権利・情報等のことです。

貴重品の例

・通帳
・クレジットカード・キャッシュカード
・土地の権利書など不動産関係の書類
・有価証券
・契約書類
・不動産などの権利関係書類
・印鑑
・健康保険証
・マイナンバーカード
・パスポート
・年金手帳
・公共料金等の請求書や領収書
・貴金属や宝石
・美術品
・その他価値の高い物

リサイクルするもの

リサイクルするものは
業者が無料で引き取ってくれたり、買い取ってもらえる品のことです。
中にはリサイクルせずにとっておいたほうがいいものもあり、注意して整理しましょう。

リサイクルするものの例

・冷蔵庫、テレビ、洗濯機など稼働可能な家電
・パソコンやスマートフォン
・衣類
・ベッドやタンスなどの家具
・鍋や釜などの金属類(銅、アルミ、ステンレスなど)
・新聞、古紙、古布、プラスチック類

廃棄するもの

思い出の品として残すことも、また再利用することもない物は廃棄します。

・燃えないゴミ
・燃えるゴミ
・粗大ゴミ

保留品

保留品は現在判断がつかず後日改めて整理するものです。

遺品整理を行う時期について

親族が集まるタイミングがやりやすいと言われています。
一般的な遺品整理のタイミングとしては、「葬儀後・四十九日後・諸手続き後・相続前」です。
親族が集まるタイミングであり、整理を効率的に行えるからです。
しかし、まず心の整理ができてからでないと大きな心の負担になります。
遺族の都合にあわせて始めることが一番良いでしょう。
ただし、故人の住まいが賃貸の場合は不動産屋に賃貸借契約の内容を確認し明渡期日までに遺品整理を終える必要があります。

遺品整理の注意点

手続き書類の期限

葬儀後の手続きには期日が設けられている書類もあります。
気付かずに過ぎてしまったことがないよう早めに確認・対応しましょう。
特に相続に関わる貴重品の整理は、早く片付けるほうが良いでしょう。

親族とのトラブル

遺品整理は、一人の判断で行ってはいけません。
後でトラブルになる原因になりますので、なるべく親族や相続人全員で確認しながらすすめるべきです。

仕分けは無理に行わない

早く処分する必要がないものは判断に迷えば保留にしておきましょう。
葬儀の後で、冷静な判断ができないうちに廃棄してしまえば
後々後悔することになります。
時間を置き、気持ちが落ち着いてからあらためて判断しましょう。

 

以上、遺品整理の基本的な情報です。
当社では遺品相談のご相談も受け付けていますので是非ご連絡下さい。

 

事前相談はいつでも受付中。
些細な事でもお気軽にご相談下さい。

06-4861-0111
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