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葬儀の知識集

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墓じまいについて

墓じまいとは、現在のお墓を解体撤去し、使用権を墓地の管理者に返還することです。
墓じまいの後は、お墓から出したご遺骨を、別に供養する必要があります。

墓じまいをしたあとの供養の方法

新たに購入し新しく墓地に墓石を建立して供養をする

自宅の近くなどに新しく先祖代々のお墓を建て、先祖の遺骨を納骨します。
お墓の引っ越しを「改葬」と呼びます。
改葬には市区町村役場での手続きが必要です。

永代供養墓、納骨堂などの別のお墓に供養をする

墓地内の供養塔やお寺の納骨堂などに永代供養してもらいます。
永代供養は合祀といい、他人の遺骨と一緒に、ひとつの大きなお墓に納骨します。
納骨堂は三回忌、十三回忌、三十三回忌など法要の節目に合わせて利用期間を設定することが一般的です。

散骨や手元供養などお墓を必要としない方法で供養をする

散骨とは海などに先祖の遺骨を撒く方法です。
どこでも行えるものではないので、専門の業者に相談しましょう。
手元供養は先祖の遺骨を自宅に持ち帰り、仏壇に置いたり、部屋の一角に祀る供養の方法です。
全ての遺骨を自宅に祀るにはスペースの問題があり、一部分だけを自宅で供養し、
他の部分は永代供養や散骨する方法もあります。

墓じまいの流れ

1.墓地の管理者に墓じまいの相談

霊園の管理者や菩提寺に、墓じまいをしたい旨を告げます。

2.墓じまいの手続きに必要な書類を用意

新しくお墓を作る場合は、解体前にお墓を決めておきましょう。
改葬を行う場合は新しいお墓が決まっていないと手続きができません。

必要な書類

改葬許可申請書
役所に申請する書類です。
受入証明書
新しい供養先から発行してもらいます。
埋葬証明書
元の霊園やお寺から発行してもらいます。

3.改葬許可証の書類手続き

上記の書類を提出し役所に発行してもらいます。
改葬許可が出たら、先祖の遺骨をお墓から移せるようになります。
※現在の寺院・霊園内の供養塔へ永代供養するときや、手元供養を行うときは不要な場合があります。
菩提寺や役所によく確認しましょう。

4.(新しくお墓を作る場合)新しいお墓の建立

5.お墓の解体と撤去

お墓の解体時には、閉眼供養として僧侶に読経してもらいます。
遺骨を取り出し、墓石の撤去をします。

6.遺骨の移動

古いお墓から先祖の遺骨を取り出し、新しい供養先へ納骨します。
新しくお墓を作る場合、納骨式のほか、開眼供養を行うのが一般的です。
霊園を管理している寺院や僧侶に依頼して読経してもらいます。

事前相談はいつでも受付中。
些細な事でもお気軽にご相談下さい。

06-4861-0111
大阪府吹田市・大阪市・茨木市のお葬式

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