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葬儀の知識集

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納骨と埋葬

本来、納骨は遺骨を納骨堂または納胃棺に納めること。
埋葬は遺体や遣骨を墓地に埋めることをいいますが、現在では同じ意味に使う場合か多くなっているようです。
忌明けの法要をすませたら、それまで自宅に安置していた遠骨を、納骨または埋葬します。
すでにお墓がある場合は、四十九日の法要に合わせて納骨式を行うことが多いです。
しかし、遺骨を納めるお墓がない場合はその準備から始める必要があります。
お墓を建てるにはおおよそ2~3ヶ月かかります。お葬式を終えてすぐにお墓を準備したとしても四十九日には間に合いません。
その場合は、一周忌や三回忌、お彼岸やお盆など法事の節目に納骨を行う人も多くいらっしゃいます。

お墓への納骨の手順

1.埋葬許可書の用意

納骨には「埋葬許可証」または「埋火葬証明書」が必要になります。
市町村役場に死亡届を提出し、火葬許可と合わせて埋火葬許可証を発行します。
火葬終了後、この埋火葬許可証に証明印が押され、
「埋葬許可証(埋火葬証明書)」となり、納骨時に霊園の管理事務所に提出します。

2.納骨の日程調整

納骨を行う日程を決めます。
一般的に四十九日の法要に合わせて納骨式を行います。
納骨の際には、菩提寺の僧侶にお墓まで出向いてもらいますので、
早めに僧侶に相談しておきましょう。

3.お布施の準備

納骨法要では、僧侶にお墓の前で読経をしてもらうため、「お布施」を渡します。
金額の目安としては1~5万円が一般的ですが
開眼法要を行ったり、御膳料や御車料が必要になる場合があります。

4.開眼・納骨法要

新しくお墓を建てた場合は、「開眼法要」と呼ばれる法要を行います。
墓石に仏様の魂を入れるための法要で、
最近は納骨法要は開眼法要と同じ日に執り行われることがほとんどです。

お墓がない場合について

お墓がない場合、新しくお墓を建てる以外には以下のような
納骨・埋葬方法がございます。

永代供養・合葬墓

永代供養とは、寺院や霊園によって維持・管理されているお墓で、遺族に代わって供養をしてくれます。
寺院などが運営している納骨施設(納骨堂等)に遺骨を預け供養します。
永代供養は遺骨を保管する期間や保管の方法は寺院や、契約によっても異なります。
しかし、いずれの場合も最終的には合葬墓に遺骨を移し、合葬するというのが一般的です。
合祀・合葬とは他の人の遺骨と一緒に埋葬することです。
また、最初から「合祀墓」「合葬墓」に埋葬する方法もあります。

散骨

自然に近い埋葬方法として注目され、後の管理が容易で、
コストの面においても負担が少ないといったメリットがあげられます。
しかし、散骨できる場所は限られており、
無断で遺骨を山や海へ撒くことはできません。
希望の場合は葬儀会社に相談する必要があります。

自然葬・樹木葬

樹木をお墓の代わりとし、散骨したところに樹木を植えたり、既に存在している樹木の周りに散骨します。
現在、埋葬できる場所や樹木葬を行っているお寺や霊園は限られているため
希望の場合は相談する必要があります。

手元供養

自宅で遺骨を保管し、供養することを「手元供養」といいます。
遺骨を骨壺に納め、白木の箱に入れ、自宅で保管します。
住宅事情にあわせ、ミニ骨壺に分骨し、保管する方法もあります。
遺骨全てを手元に置かず、ご遺骨の大部分はお墓に埋葬や永代供養し、
残りのわずかな遺骨を手元供養にして安置する方法もあります。

事前相談はいつでも受付中。
些細な事でもお気軽にご相談下さい。

06-4861-0111
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