墓参りの時期は、春秋のお彼岸、夏のお盆、故人の祥月命日、年忌法要、年末などに行うのか一般的です。
しかし、これに限ることなく、機会あるごとにお参りをしたいものです。
墓参りは、先祖の供養のためでもありますが、同時に供養する人の心にも大きな安らぎを与えます。
主にお墓参りで行うこと
・お墓が寺院にある場合には、お墓に行く前に本堂でのお参り
・墓石のお掃除
・花立てにお花をお供えする
・線香に火を点け線香立てに立てる
・ろうそく立てにろうそくを立てて火を灯す
・水鉢(お墓にお水を入れるくぼみ)にきれいな水を入れる
・墓石に水をかける
・お供えをする
・合掌をして冥福をお祈りする
・後片付け(故人の好きだったお酒や菓子などをお供えした後は、お参りが終わったあとは必ず片付けて帰りましょう。)
お墓参りで用意するものの例
・お線香
・仏花
・ろうそく
・お供え物
・数珠
・掃除用具
お墓の掃除について
・墓石の葬儀
墓石に水をかけ雑巾などできれいに磨きます。
彫刻の部分や角は欠けやすいので気を付けて磨きましょう。
・雑草や落ち葉の除去
お墓に積もった葉っぱを取ったりや敷地内の草むしりをします。
植木がある場合は成長しすぎないようせん定をします。
・玉砂利
玉砂利を整える場合は、園芸用のシャベルで掘り起こし、
目の粗いザルに入れ、水で洗ってから敷き直します。
お墓参りの注意点
火は消して帰りましょう
ろうそくの火は火災の原因になるので消しましょう。
お線香は放置して燃やしきることが多いのですが、
霊園の規則により、火を消して処分する場合があります。
お供え物は持ち帰りましょう
放置するとカラスや野良犬によって、荒らされる原因になります。
墓石にお酒を直接かけてはいけません
墓石にお酒をかけると変色やサビの原因になります。
お酒は器に注いでお供えしましょう。
霊園の規則をよく確認しましょう
供えたものをそのままにしても
霊園の方が処分してくれることがあります。
規則は各霊園で違うのでよく確認しましょう。