相続税の申告と納付(10ヶ月内)を忘れないように
各種財産、土地や家屋・有価証券類・預貯金などはすべて相続財産として、相続時には相続税が課せられます。
本来の財産とはいえない、生命保険金や死亡退職金の受け取り額にまで相続税はかかります。
相続税についてよく知らないばかりに、貴重な財産を失うことにも成り兼ねません。
相続税というのは、人が一生かかって財産として蓄積したもの(相続財産)に対して税金をかけようというものです。
相続の知識について
相続とは
● 「相続」とは、ある人が死亡した場合、その人が持っている財産を、後に残された人たちが引き継ぐことをいいます。
●財産を残す人を「被相続人」、財産を受け継ぐ人を「相続人」と呼びます。
● 「財産」には、代表的なものに現金、預貯金、不動産、株券があります。これら以外には著作権、商標権のような形のないものも財産として認められています。
●負債も財産にして含まれます。住宅ローンの残り、クレジットカードの未払い分、手形保証金、買掛金などがそれにあたります。
また、他人の借金の保証をしていた場合、その責任も相続財産に含まれます。
●相続は財産全体を一括して相続することしか認められていません。特定の財産だけを相続して、残りを相続しないなどということはできません。